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【20年3月8日コロナ情報】タイ観光はできる?日本からの入国制限は?観光はできるが十分な覚悟が必要

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日に日に状況が悪化するコロナウイルス騒動の中で、日本からの入国制限に関するニュースが数多く流れていますね。

 

特に直近でタイ旅行を予定している方は、タイ観光はできるのか?街の状況は?といった情報がとても気になっているのではないかと思います。

 

結論として、タイ観光は可能です。

 

但し、タイでは日本からの入国者に対し入国制限は行ってはいないものの、14日間の隔離を要請しており、実際に駐在の引継ぎで入国した方が出社できずにホテルで引き継ぎを行なっているという話も耳にします。入国日の偽申告者には10万バーツ(約35万円)の罰金も課せられるとの通達も出ています。

 

今回はタイのコロナウイルスによる影響を記事にしていきたいと思います。

 

安心して予定通りタイ旅行を行うのか、情報の元正しい判断を行うのかはあなた次第。

 

直近でタイ旅行を予定している方は是非読んでおいてください。

 

 

タイのコロナ影響:入国時の検温で37.5度以上の場合病院で検査義務 

現在タイの空港では指定地域からの入国者全員に対し検温を行い、37.5度以上の熱がありセキなどの症状がある人間に対し病院で検査を受けるよう義務づけています。

 

聞いた話によると指定地域からの到着便を一定のゲートに集約することで指定国かそれ以外かを判断しているようで、乗客全員に対して検温が行われています。

 

言葉も通じない異国の地で着いていきなり病院送りにされ、保険がきくのかどうかも分からないまま様々な不安の中検査を受ける。こんなに心細いことはありません。

 

今のところ検査に行ったという話は聞いたことがありませんが、こういうリスクがあるということも認識しておいてください。

 

タイのコロナ影響:入国制限はしていないが特定地域からの入国者には14日間の隔離を要請

20年3月8日時点でタイでは指定地域からの入国者に対して14日間の隔離を要請しています。

 

そのため現地日系企業では日本出張から14日経過までは出社禁止の自宅待機という処置を取っているところがほとんどです。先々週まではこのような通達は無く、日本出張に行っていた方も多かったようで、先週1週間出社禁止になっていた駐在員の人は結構多いのではないでしょうか。

 

駐在の引き継ぎで先週あたりに日本から来た人は特に悲惨。土日で前乗りして月曜日に隔離要請の通達が来たため、タイに来たは良いが出社できず、ホテルで引き継ぎを行っているという話をよく聞きます。そういった隔離駐在員の多い日系企業御用達のホテルはさながらクイーンエリザベス号予備軍のような状況のようです。

 

タイのコロナ影響:入国日の偽申告者には10万バーツ(約35万円)の罰金

でもそんなのバレなきゃいいでしょ?とお思いのあなた。

 

確かにバレなきゃいいっちゃいいんですが、バレた時がまた怖いんです。

タイでは指定国からの入国者が入国日の偽申請を行い外出をしていた場合、10万(約35万円)バーツの罰金が課せられます。

 

これにはタイでの感染者の一人が北海道旅行に行っていたことを隠して通常の生活をしていたためタイ国内での感染が広がったという背景があり、街中では警官によるパスポートチェックの強化が行われています。

 

タイのコロナ影響:街の様子は?

バンコクの例で行くと、皆マスクをして店や企業の入り口には消毒用のアルコールが置かれ、国民の対コロナに対する意識は高いものの、それによって観光地が閉鎖になったり飲食店が休業したりということは今のところありません。

 

とはいえ特定のイベントは中止になっているものがあるようなので、イベント参加を予定されている方は出国前にチェックしておくことをおすすめします。

一例として4月に予定されていたディズニーオンアイスバンコクはコロナを理由に中止となりました。

 

日本人に対する差別のようなものは無く、街を歩いていて「日本人!コロナ!」のような対応を受ける心配はありません。

 

ただ1点注意としてバンコクでもマスクは品薄となっています。バンコクはコロナの他にもPM2.5の影響で空気が非常に悪いという状況でもあるため、日本からマスクを持参することをおすすめします。

 

結論タイ旅行はできるの?

結論として20年3月8日現在タイ旅行は可能です。実際に観光に来ている日本人も多く目にします。

 

しかし、今回の記事に書いた異国の地でいきなり病院送りにされるリスク、罰金35万円を課せられるリスクがあります。そして何よりタイは指定地域からの入国者隔離を要請しているにも関わらず、日本人としてその要請を無下に観光を行うという心の痛みのリスクも発生します。

 

一方で観光客が減っているのでいつものイミグレーションの長蛇の列も無くなり、入国に要する時間が格段に短くなっているというメリットもあります。観光地では、いつもだったら待ち時間が長かったり予約が取れなかったりするところでも、今の時期ならすんなり入ることができるでしょう。

 

明確な入国規制が出ていない今、結局のところ、タイ旅行をするかキャンセルするかはあなた次第です。

 

今回の記事を読んであなたなりの正しい判断を行うことをおすすめします。